高田 崚介,林 威,安藤 宗孝,志築 文太郎,高橋 伸: BaroTouch:防水タッチパネル端末に内蔵された気圧センサを用いた押下圧力取得手法
http://www.wiss.org/WISS2016/Program.files/020.thumb.png
増井俊之.icon
応用はよくわからん
センサをもとに応用を考えるやり方は大体うまくいかないのだけど 宮下先生(明治大学)
iPhoneのPeek, Popがどれくらい押分ができるか評価して比較するとよい
音楽系で使える
筆圧検知のタブレットと組み合わせて、さらにその分解能を上げられるかもしれない?
毛筆はどうだろうか
***チャット議論
安村先生(安村ラボ)
Q.防水タッチパネルの防水機能は日常防水くらいですか?
A.その通りです.具体的にはIPX5/8のものを使用しました
こういう発表は、こんなアプリも合わせて作りました、というのになるともっと良くなりますね。
スマホではなく、タブレットでも、圧力センスはできるのだろうか?
山中様(明治大学)
宮下先生(明治大学)
Q.iPhoneの感圧と比べると違いはありますか?精度とか圧力上限とか
A.調査してみます
エレベーターで耳きーん って検出できる?(できないか
渡邉先生(明治大学)
デモの時,画面ではない「裏側でも押下圧力が取れるという話を聞けたのがよかった.」
裏側もいけるという話ならば、感圧センサ入ってるiPhone以上のアプリケーションの可能性もありえそうだと思った
中西先生(大阪大学)
体重計,というアプリはどうか.
握力測定,とか.
息を吹きかけて気圧を変えて入力もできますよね.
宇宙でも使えるのでしょうか.
中村先生(明治大学)
ダイビングとかで使えたりするのかな?
西田先生(東京大学)
ポケットの中に入っているスマホとかにやばい力がかかってたら教えてほしい
***質疑
野嶋先生(電通大)
Q.防水スマホでのシステム.例として,防水の程度は?防水でない端末でもできるアルゴリズム?どれくらい?
A.高田:端末の内外で空気の空間で交換が速い→防水端末.テープで覆うと適用できる
原様(ヤマハ)
Q.タッチした圧力を取得するまでの遅延はどうか
A.センサ値を取得するたびにO(1)で逐次的に処理できるため遅延はほとんどない
福本様(MSR)
Q.センサの出力は何bitくらいか.分解能はどうか
A.10か16bitくらいだったと記憶している
Q.下位bitの細かさはどうか.どういう影響があるか
A.細かい変動は結果に影響するがある程度除去可能
Q.サンプリングレートは
A.Android OSにおける最高速度の取得をしている.おおよそ50Hz.
高橋様(明治大学)
端末の温度差による影響はどうか
野嶋先生(電通大)
Q.急激な気圧の変化の影響は?トンネルとか
A.急激なものには対応できていない.エレベータとか
ただしこれまでの研究で,センサ値を取得するたびに前フレームのセンサの差分値を用いることでエレベータ程度の気圧値の変化であれば除去できることが分かっている.
中村先生(明治大学)
Q.海洋生物にロガーをつけて,どれくらいの水深に居るか,どのような動作を取得できるだろうか
A.水深もとれるし,水深成分をハイパスにより除去すればなにかしらの動作がとれるかもしれない.
Q.ダイビング時に使えるか
A.端末を保護し,防水性能をしっかり上げれば使えると思われる.
野嶋先生(電通大)
Q.端末ごとの個体差は影響あるのか
A.同じXperiaZ5Cを三台使っているがそのうちの1台のみ感度が悪いが,おおむね押下圧力を取得できている
中村先生(東京大)
Q.タブレットでも問題なく動く?
A.スマートフォン(Xperia Z5. Z5C. Z3C)およびスマートウォッチ(LG G Watch)ならば動いた.タブレットだとたわみが大きくなりそうなので,より感度が高くなるかもしれない